プッタネスカはアンチョビとケッパー、オリーブの実を使ったナポリの名物パスタです。
トマトソースパスタというと日本ではボロネーズ(ミートソース)や、クリームトマトソーススパゲッティー、アラビアータ・・・などがよく知られているし、トマトソースパスタのシェアも多いことと思いますが、以外にスパゲッティ・プッタネスカは皆さんなかなかご存じないようです。
プッタネスカは和訳して「娼婦のパスタ」ですが、昔のイタリアの娼婦がたらふく食べて、力をつけるために海の幸、山の幸を使ったパスタがプッタネスカだそうです。
イタリアンでは、パスタでもしかりですが、通常海と山の食材を同じ一品料理で使用することは、基本的に邪道とされていますが(もちろん例外もあります)忙しい娼婦たちには栄養を取るためにもそんなことは関係なかったみたいですね。
スパゲッティー・プッタネスカは、ベースとなるトマトソースの甘みと、パンチェッタ、アンチョビ、ケッパー、オリーブの塩味がよくマッチした、栄養満点、そのうえパスタの中でも様々な食材が混同されたパスタなので、プッタネスカはトマトソースパスタの中でもとても食べ応えのあるパスタです。
いつもの、トマトソースパスタに飽きたらぜひ試してみてください。
材料(一人前)
パンチェッタ 20g
唐辛子 1本
ニンニク微塵 2片分
アンチョビ微塵 3匹分
玉ねぎペースト 30g
オリーブ 10~20粒
ケッパー 大さじ1
白ワイン 40㏄
トマトソース 100㏄
オリーブオイル 適量
1.パスタ用のお湯をお水、塩たっぷり目で沸かします。
2.フライパンにオリーブオイルをしき、パンチェッタを香りが出るように、弱火でいためます。
3.多少火が入ったところで、唐辛子、ニンニク微塵をくわえ同じく香りが出るようにいためていきます。
4.炒めている間に、オリーブとケッパーを準備し好みの大きさに微塵して、3の中に投入し、炒めます。
玉ねぎペーストも入れます。
5.炒まったら白ワインを入れ、強火にしてアルコールを飛ばし、トマトソースを加えよく混ぜ合わせます。
6.パスタ用のお湯で塩加減を調節し、完成です。
(プッタネスカ自体塩味が濃いソースなので、塩加減する際のパスタ用のお湯での調整には注意が必要)
・ブッタネスカは出来上がりの塩加減には注意してください。また、ケッパー・オリーブの切り方は微塵切りでもいいし、スライスでもいいので個人のお好みで。
後は、やはり最初の工程3までで、ニンニク等を焦がさないように要注意です。そして、出来上がりのパスタソースはよく混ぜ合わせオレンジがかれば成功です。
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