前回、ブルーチーズを使ったパスタを紹介しましたが、今回はまたべつのチーズを使ったトマトソースベースの
パスタレシピを紹介します。
ペコリーノロマーノという若干塩味と香りが強い硬質のチーズと、パルメザンを使用します。ブルーチーズは
チーズの中でも好き嫌いが分かれると思いますが、今回のパスタレシピでは、味も香りもそこまできつくない
ペコリーノとパルメザンチーズを使用しますし、ベースがトマトなので食べやすいと思います。
主役となるペコリーノですが、ロマーノというのは「ローマの」という意味で字のごとくローマで作られたチーズ、
その他、シチリアやトスカーナなど、その地方独特の呼び名があるようで、またペコリーノチーズ自体の味わいも変わってくるようです。日本で言う、醤油や味噌みたいなものでしょうが、その地方の文化を知る上でも、
ペコリーノロマーノだけではなく、チーズにはヨーロッパそれぞれの地域の特徴がでている素晴らしい食材ひとつなので、それを知るだけでも楽しいものです。
材料(一人前)
・パスタ 100g
・バター 10g
・生バジル 15g
・トマトソースかホールトマト 60cc
・生クリーム 30~40cc
・ぺコリーノ 30g
・パルメザン 10g
・黒コショウ、塩 適量
・オリーブオイル 適量
1.バジルを微塵に刻み、パスタ用のお湯を沸かします。
2.フライパンにオリーブ油を入れ、バジルの微塵を香りが出るように弱火で炒めさらにトマトソースを入れ軽めに
煮詰めます
3.2に生クリームを入れ、パスタの茹で汁で塩加減を調節したら火を止めパスタを入れます
4.3.に卸したぺコリーノチーズ、パルメザンを入れ混ぜ合わせ、バターをいれ皿に盛ったら上から黒コショウを散らします
・ペコリーノチーズとパルメザンでかなりクリーミィになりますので、生クリームの代わりに牛乳、また、バターを
減らしたりすれば、多少軽めに仕上がると思います。
また、ホールトマトを使用される場合ですと、若干味が弱くなりますので、玉ねぎ微塵を炒めたものを足す事で、パスタソースの旨み深みが出ると思います。黒コショウはパンチをきかすためにレシピでは使用していますが、使わなくてもいいですし、オレガノや、パセリでもいいと思います。バジルが好きな方はそのまま生のバジルをちぎって飾り付けにしても味・見栄えともによくなると思います。
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